The cause of the failure
故障原因
10年、15年と長期間に渡って利用できるケースが多いとはいえ、
耐用年数(6年)を超えると故障する機器が増えてくることも事実です。
特にwi-fi(無線LAN)や通信機器は
多くの人が一日に何度も利用するものであるため、
経年劣化は避けられません。
無線LAN繋がらない理由について解説していきます。
回線及びプロバイダーが原因で繋がらない場合
インターネット提供元のプロバイダーや回線そのものが
原因でWi-Fiに繋がらない場合があります。
この場合に考えられる原因は2つあります。
1つは、「プロバイダーに障害が発生しているケース」です。
回線やプロバイダーの設備トラブルによる通信障害や
一時的なサーバーメンテナンスの実施などが該当します。
主にプロバイダーを起因としたものです。
もう1つは、「利用料金の支払いが未納になっているケース」です。
利用料金の支払い方法を「請求書払い」や「口座振替」を
選択している場合は特に注意が必要です。
支払い忘れや、口座残高の不足が原因で、きちんと支払いが行われておらず、
プロバイダーから回線の利用を停止させられている可能性があります。
利用機器が原因で繋がらない場合
パソコンやスマホなどの利用機器に問題があり
インターネットに繋がらないという場合もあります。
もし他の機器からWi-Fiに繋がるようなら利用機器そのものに原因があると言えます。
動作自体に問題はないものの、ソフトウェアの不具合や
何らかの衝撃によってWi-Fiを掴むアンテナが故障し
正常に機能しなくなったというケースです。
利用機器がWi-Fiルーターと離れていたり
間に物があったりするだけで接続に支障が出ることもあります。
利用機器をルーターに近づけてみて繋がるか
どうか反応を待ってみるのも有効な手段です。
また、初歩的なミスで、「Wi-Fi機能がオンになっていなくて繋がらない」場合や
「誤ったルーターへの接続を試みている」といったケースも
Wi-Fi接続ができないので注意しましょう。
Wi-Fiルーターが原因で繋がらない場合
Wi-Fiを使うための最も重要な機器である「Wi-Fiルーター」の不具合や故障も疑ってみましょう。
Wi-Fiルーターは基本的に電源をつけっぱなしにしておく機器のため
熱がこもりやすく、これにより機器トラブルを招くことがあります。
一度電源を切って休めることも大切です。
また、同時に接続している機器の台数もチェックしましょう。
Wi-Fiルーターにはスペックの1つとして、パソコンやスマホなどの利用機器を同時に接続できる最大台数があります。
接続台数が増えると通信速度の低下を招いたり、通信が遮断されてしまう可能性があるのです。
最近ではテレビや白物家電など、インターネットに繋がる機器も増えていますので、接続台数も気にしてみましょう。
LANケーブルの差し込みミスや、接続設定の誤りなどが原因でWi-Fi接続ができない場合や
経年によってWi-Fiルーター本体の修理や交換が必要な場合もあります。
Wi-Fi本体および通信規格に寿命が来ていると判断される場合には、買い替えも視野に入れる必要があるかもしれません。
もし契約したばかりなのに繋がらない…ということであれば
このような利用開始のセットアップで躓いているのかもしれません。
・利用機器のWi-Fi機能がオンになっているか確認する
・電源やLANケーブルが抜けていないか確認する
・Wi-Fiルーターと利用機器を再起動する
・プロバイダーに障害情報が出ていないか確認する
・プロバイダーへの支払い状況を確認する
・Wi-Fiルーターとの接続設定を再設定する
・セキュリティソフトやファイアウォールを一時的に停止する